観てきました!山王美術館コレクションでつづる〝女性画家たち展〟

アートと本

こんにちは。まやわかです。

山王美術館に行ってきました。

山王美術館 SANNOU ART MUSEUM(大阪市中央区)は、コレクションのみの展覧会を開催していて、他の美術館との作品の貸し借りをしていないとのこと。

展示されている作品はどれもが、ここでしか観ることができないものということですね!

山王美術館

山王美術館は、ホテルモントレ株式会社の創設者が収集したコレクションを公開・展示する美術館です。

JR京橋駅の南口改札から出ると、寝屋川にかかる京橋南歩道橋の向こうにホテルモントレ ラ・スール大阪に隣接している山王美術館が見えますよ。

京橋南歩道橋の向こうに見える山王美術館
山王美術館正面

1Fのチケットカウンターで入館料を払ったら、エレベーターで5Fまで上がります。

5F、4F、3Fが展示室になっていて、階を下りながら作品を観ていくスタイルです。

各階の展示室の扉は天井まである大きな自動扉で、前に立つと扉が左右にすぅーっと開き、中の作品たちが目に入ってくるのは、とてもドラマチックに感じました。

室内はごくシンプルな作りで、作品を観賞しやすい空間でした。

女性画家たち展

山王美術館コレクションでつづる〝女性画家たち展〟2025/9/1~2026/1/31

出品作家は、上村松園「生誕150年」、マリー・ローランサン「没後70年」、三岸節子「生誕120年」、片岡球子「生誕120年」です。

上村松園は、女性として初の文化勲章を受章しています。品格のある清らかな女性が描かれている有名な作品がたくさんありますよね。私は、この展覧会では、《雪》が好きでした。

マリー・ローランサンは、黒柳徹子さんもお好きだとか。柔らかく優しいパステルカラーで独自の画風を確立しています。今回、《ピンクの花で装うマノーラ》は、珍しくモノトーン調で、これも素敵だなと思いました。 

三岸節子は、ヨーロッパ南仏で過ごしたことも影響しているのか、強い色彩と絵具の重厚感に迫力がありました。

片岡球子は、画面がデザインされているように感じ、鮮やかな色彩や、富士山をモチーフとした作品からエネルギーがあふれていました。

ライフワークである歴史上の人物を主題にした「面構(つらがまえ)」シリーズの中の清長、写楽もありましたよ。

(展示作品の撮影は不可ですが、いくつかの作品は山王美術館のHP・Press Releaseに掲載中)

鑑賞を終えて

100年以上も前の男性中心の社会で、女性が画家としてやっていくなんて、どんなに大変だっただろうと思います。

それでも描き続けた女性たちの情熱の一端に触れることができて、エネルギーを分けてもらえたように思いました。

鑑賞し終えて、1Fのミュージアムショップものぞいてみました。

見ていると、ついつい欲しくなってしまいますよね~。

観賞券購入された方には、セルフサービスのカフェコーナーがあり、お茶やコーヒーがサービスされていて、ありがたいです。

ベンチもあり、コーヒーをいただきながら、鑑賞の余韻に浸る時間も持つことができましたよ。(素敵な時間をありがとう!ごちそうさまでした!)

写真の左、コーヒーをいただきながら窓の外を眺めた

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も明日もよい1日を!

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